FX市場はボラティリティの高さ、低い証拠金で取引ができることに特徴があります。
メリットもありますが、犯しやすい過ちについても知っておくことが必要です。
①資金不足のリスク
犯しやすい過ちとして少ない資金でトレードを始めることがあります。
資金量が少ないため、どうしても損切りの幅が狭くなり、損切りされる確率も高くなってしまいます。
一度のトレードに対しての損失は小さいものですが、小さな損失の山が築かれていってしまうことになります。
少しずつ資金を口座に補充することもリスクを高めます。
リスクを抑えるため少額で取引を行い、逆にかなりの損失を被ってしまうことになります。
適切な位置に損切り注文を置くためにも、ある程度の資金量が必要です。
最低でも10万円以上は用意する必要があるでしょう。
②オーバートレードのリスク
オーバートレードは、1回の取引に資金の多くをさらしてしまう時に起こることが多いと言われています。
取引資金は、トレードで利益を生み出すため必要な道具です。
この道具が、破損したり紛失しないよう十分に気をつける必要があります。
なぜなら、道具がなければトレードを続けていくことができなくなってしまうからです。
1回の損失のためにトレードができなくなることを避けるため、許容できる損失額をあらかじめ設定しておくことが効果的です。
具体的には、損切りの際の金額を資金の2%以内に抑える必要があります。
10万円の資金であれば2000円以内、100万円であれば2万円以内に設定しておくことが重要です。
FX初心者は、1000通貨から取引ができるトレーダーズ証券の【LIGHT FX】やDMM.com証券の【外為ジャパン】、ヒロセ通商【LION FX】
などを利用するとよいでしょう。
まとめ
資金量は、十分な損切り幅がとれ安全に取引ができるようできるだけ大きい方が有利。
十分な経験を積み、利益を出せるようになるまでは最小の取引単位で行いましょう。
FXトレードでは資金の一部、もしくはすべてを失うリスクが存在します。
稼ぐためには、失うリスクをとる必要があり、リスクの限度額は事前に決めておかなければいけません。
失っても資金に壊滅的な影響を及ぼさない、トレードを続けていけるだけの金額のみをリスクにさらすようにしましょう。