投資を長く続けていくために、資金管理がとても大切です。

 

稼いでいるトレーダーのほとんどは、手法より資金管理が重要だといいます。

 

アレキサンダー・エルダー博士は著書「ザ・トレーディング──心理分析・トレード戦略・リスク管理・記録管理

の中でリスク管理の2大ルールとして、2%ルールと6%ルールの重要性について述べています。

 

2%ルールとは

2%ルールとは、1回のトレードで資金の2%を超えた損失を出さないことです。

 

資金が10万円であれば、損切りは最大で2,000円。資金100万円であれば20,000円となりますね。

 

2%以下に抑えるということですから、1%や0.5%に抑えることを推奨しています。

 

マーセル・リンク著の「高勝率トレード学のススメ (ウィザードブックシリーズ)」のなかでも、できるだけ長く相場とどまることの重要性が述べられています。

 

できるだけ長く相場で生き残ることで成功する確率も上がると訴えています。

 

6%ルールとは

6%ルールとは、今月の損失が資金の6%を超えたら当月のトレードを中止するというものです。

 

6%の損失を出した月は、勉強やデモトレードにもどることになります。

 

損失を取り戻そうとするリベンジトレードは、さらに損失を増やしてしまいますので避けておかなければいけません。

 

6%ルールは、資金のほとんどを失う前に、トレーダーにストップをかけ休ませてくれます。

 

まとめ

トレードを長く続けていくために、資金管理はとても重要です。

 

トレードを長く続けていくことが、成功の秘訣だとも言われています。

 

是非、今回の2%ルールと6%ルールを参考にしてください。

 

今回の記事はこちらの本を参考にしました。

「投資苑」としてパンローリング社から発売されていたものを全面改訂しています。


ザ・トレーディング──心理分析・トレード戦略・リスク管理・記録管理