これからFXで為替取引をしてみたいと考えている人の中には、何から手を付けて良いか分からないという人も居るのではないでしょうか。
この記事では、初心者の人に向けて、口座の開設から取引開始までの手順を分りやすく解説します。
口座の開設について
FXを始める際にまず必要となるのが、専用の口座です。
これは銀行口座と同じように、取引するFX会社を決めてインターネット上から口座を開設します。
口座開設の際に費用は必要なく、幾ばくかの預金を求められることもありません。
FX会社にはそれぞれ特色があるため、自分に合ったところを選ぶようにしましょう。
口座が開設出来たら、実際に取引を行う前に「通貨ペア」を決めます。
通貨ペアとは、「円とドル」や「円とユーロ」等、通貨の組み合わせのことです。
始めたばかりでどの通貨ペアが良いか分からないという場合は、全世界で最も取引量の多い「米ドル」と、次いで三番面に取引量の多い「円」の組み合わせがおすすめです。
特にこの通貨ペアは為替変動が安定している傾向があり、FXのコツを掴むのにお勧めです。
FX取引について
ここまで準備が出来たら、次は実際に取引を行っていきます。
取引と言っても特に難しいことはなく、基本的には3ステップで完了します。
まずは買いたい通過ペアを選択し、その取引数量を決めた上で、買い注文を出します。
売りから入りたい場合は、初めから売り注文を出すことも可能です。
FXの注文方法には2種類あり、それぞれ「指値注文」と「逆指値注文」と呼ばれています。
為替は24時間休みなく変動し続けているため、仕事をしている時間や夜寝ている時間に大幅な値動きがあれば、チャンスを逃してしまうかもしれません。
とはいえ24時間ずっと為替チャートを見ているわけにもいきませんよね。
指値注文を利用すると、為替がある一定のラインまで動き、それによって利益が発生した場合に自動で決算を行うことが出来ます。
逆指値注文は為替変動により含み損が発生した場合、自動で決算を行って損失を最小限に減らす事が可能です。
これら2種類の注文方法を駆使することで、より効率的に利益を産み出し、リスクは最小限に抑えることが出来ます。
まとめ
FX、外国為替証拠金取引と聞くと、なんだか難しそうに思えますが、実際はそんなことはありません。
確かに専門用語は多く、覚えることも少なくはありませんが、一度覚えてさえしまえば誰でも気軽に取引を行えるのがFXの魅力です。
実際に取引を行うまでお金の動きはありませんから、口座を開設した後はしばらくデモトレードでFXのいろはを学ぶのも良いかもしれません。