株式の取引や配当金の受け取りなどで、証券口座を開設しなければならない場合もあります。
実は口座を作る方法は意外と簡単であり、初心者であっても必要な手続きを進めれば問題ありません。
口座を作る方法や手順を紹介しますので、株主となる前にチェックしておいてください。
証券口座を開設する前に、利用する証券会社を決めておく必要があります。
自分のお金を預けたり何かの支払いを受ける場合、銀行に口座を作り利用するでしょう。
株式の取引も同じで、複数の証券会社から選ぶことになります。
建物が自宅から距離が近い、手数料が安くて利用しやすい、などと様々なポイントがあります。
近年では気軽に利用できるネット証券も人気なため、検討してみてください。
日ごろから本格的に投資活動を行っている株主には、複数の口座を開設している人もいます。
利用する証券会社が決まったら、開設のために手続きを進めます。
ネット証券を利用した場合、必要な手続きはネット上で行えます。
ちなみにネット証券の場合、口座開設費や維持費がかからないというメリットがあります。
とりあえず開設してみよう、と考えて手続きしても問題ありません。
手続きのためには、用意するものがあります。
どの証券会社を利用しても、本人が用意するものは基本的に同じです。
口座を開設するためには、マイナンバーカードが必要です。
2016年1月以降、マイナンバーカードを提出することが義務付けられました。
スマートフォンで撮影してデータを送れば良い場合もあります。
そして本人確認書類として、顔写真のある運転免許証やパスポートなどが必要です。
ない場合は健康保険証や住民票など、顔写真のないものを2種類用意することが一般的です。
氏名や住所、生年月日などがチェックできれば良いです。
ネット証券の場合、登録用のメールアドレスも必要です。
後は案内に従い手続きを進めて、証券会社からの連絡を待ちます。
メールや書類などが送られるため、必ずチェックしましょう。
申し込み開始後すぐに取引ができる場合もありますが、基本的にはメールや書類の内容をチェックして返信することになります。
不備があると開始が遅れてしまうため、申込時の内容はよくチェックしておきましょう。
以上が口座を作る方法や手順についてですが、参考になりましたでしょうか。
初心者のために優しく解説してくれるサービスもあり、わからないことがあれば電話やメールなどでサポートを受けられます。