優待銘柄を買う前には、優待利回りと基本的な水準をチェックすることをおすすめします。

保有する株数が多ければそれだけ得となりますが、利回りの問題で実はそれほど得とならない場合もあるためです。

これから買うつもりの人のために、計算方法なども紹介します。



優待の権利を得るために必要な株数を買った金額に対して、1年分の優待にどれだけの価値があるかを表したものが優待利回りです。

この数値が高いほど、優待を受けて得をしたことになります。

優待利回りの計算方法はシンプルで、優待の価値を優待のためにかかった金額で割り100をかけるだけです。

たとえば食事券1,500円分が年間で2回、つまり3,000円分の株主優待があったとします。

優待を受けるためには100株の保有が必要で、株価を850円と仮定します。

つまり優待のためにかかる金額は、100株と850円をかけた85,000円となります。

優待利回りを計算するためには、3,000円を85,000円で割れば良いのです。

すると3.53パーセントとなります。

3.5パーセント以上であれば、基本的な水準を上回っていると言えるでしょう。

優待の内容が食事券や商品券などのオリジナルのものではない場合、優待利回りを重視して検討することをおすすめします。



また優待利回りが高くなると、それだけ株価が安くなる場合もあります。

優待利回りが特定の株式だけ目立つこともあるのです。

そのため銘柄を買う前に、直近1年間のチャートをチェックすると良いです。

 

過去のチャートと同じような動きが起こる場合もあるため、参考にしてください。

直近1年間で株価の急落が見られる場合、買うべきかどうか慎重に考える必要があります。

業績を悪化させるような大きな問題が発生し、株式が売りに出されているのかもしれません。

株主優待は絶対的な制度ではなく、状況に応じて廃止される可能性もあります。

怪しいと思う企業の優待を中止することで、損失を回避できる可能性もあるのです。

優待利回りについて詳しくチェックすることが、株主として成功を収めるためには大切です。

高さだけに惑わされるのではなく、その背景に何があるか考えてみてください。

株価の安さに注意する必要はあるのですが、数値が高ければ得ができるものだと理解しておきましょう。

電卓などを用意した上で優待利回りの計算方法を理解していれば誰でも簡単にわかるため、企業の情報をチェックして比較してみてください。